急性扁桃腺炎は扁桃部分に
病原微生物が完成し、
突如炎症になります。
基本的に扁桃は高い免疫力を備えて
いますので、ウイルスや細菌に接触した
ところで感染することはありません。
のどが不衛生な状態になっていたり、
ストレスを溜め込んだり、過労になったときに
発症します。
扁桃の免疫機能が落ちているためです。
今回はそんな急性扁桃腺炎の症状、原因、
完治するまでどんな食べ物で治療をすればいいのか
などについてご紹介します。
症状や原因、治療法、治るまでの食べ物
急性扁桃腺炎を発症すると、
どのような症状が現れるのでしょう。
38℃~40℃の高熱、のどのひどい腫れ、
頭痛、飲食時の痛み、頚部リンパ節腫脹、
寒気、関節痛、倦怠感などの症状がでます。
発症する原因は、黄色ブドウ球菌、肺炎球菌、
溶血連鎖球菌、インフルエンザ菌などが
のどの乾きや疲労、風邪などによって
増えることです。
急性扁桃腺炎の治療法は、ネブライザー治療や
扁桃の炎症を抑制させる治療、
炎症や抗生剤を抑制するための内服薬など
が行われます。
症状が悪化している場合は、
抗生剤などの点滴が用いられます。
治るまでに摂取する食べ物は、
ビタミンや動物性タンパク質を
しっかり補給することが大切です。
のどを通りやすい食べ物が理想的なので、
流動食など低刺激なものを
摂ってくださいね。
予防においては、ビタミンCの補給や、
ハチミツなど栄養価が優れた食品を
摂るように心がけることが有効ですよ。
急性扁桃腺炎で手術
知人は、以前に急性扁桃腺炎に
かかりました。
やっと完治したと思ってもまた何度も
クセのように発症するようになっていました。
そのたびに高熱がでるので、
本人はとても辛いそうです。
あまりにも急性扁桃腺炎を繰り返す
ということで、扁桃腺を摘出する
手術を受けました。
私は知らなかったのですが、
扁桃腺はいろいろな種類が存在している
そうですね。
手術で摘出に成功したとしても
他の扁桃腺はありますので、
そちらにバイ菌がつき化膿することは
あります。
手術はムダというわけではありません。
もっとも大きなサイズの扁桃腺を
手術によって取り除くことに成功していれば
極度の高熱というのはでなくなるそうですよ。
知人も術後に何度か扁桃腺が発熱して
いますが、以前のような辛さからは
開放されたと言っていました。
さいごに
急性扁桃腺炎の摘出手術は、
入院をするケースもあれば
その日のうちに帰宅できる
ケースもあります。
忙しくて入院手術をしていられない
という方は、まず病院で相談を
してみてはいかがでしょうか。